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塗装工事の足場について



■塗装工事で足場が必要な理由

一般的な塗装工事で、最初の工程が仮設足場工事です。この後に、高圧洗浄・乾燥・下地調整・養生・塗装と続き、作業の最後に足場を解体します。

以下のような理由で塗装工事に足場が必要になります。

▲作業者の安全を守るため

一番の理由は労働安全衛生法。作業者を高さが2m以上の箇所で作業させる場合には作業床を設けなければならない、と定められているからです。

はしごでも作業できるように思いますが、塗料は1缶で20kgの重さがあり、塗料を持ってはしごを上って作業するとバランスを崩しやすくなり、とても危険です。

▲塗料などの飛散防止のため

仮設足場を組んだあとに、飛散防止シートを取り付けます。このシートは塗装工事の前工程で高圧洗浄するときに、洗浄水が周囲に飛び散ることを防ぐためです。
また、塗装工事の段階でも塗料の飛散を防止します。

飛散防止シートを取り付けるためにも、仮設足場は必要です。

■足場の種類

戸建て住宅の塗装工事には「単管プラケット足場」が使われます。ビルなどの塗装工事では「枠組足場」が使われます。

単管プラケット足場は、単管に板をボルトにより固定した足場で、単管足場に比べ、高い安全性を確保できるのです。

枠組足場は多くの資材があり、組み立てに応用が利くこと。足場の強度が強く、安全性が高くなります。

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